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会いたい気持ちが世界の中心

【舞台】キャラメルボックスサマーツアー2018「エンジェルボール」

 

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寺谷和章は41歳、広島県尾道市因島に住む、長距離トラック運転手。バツイチで、小学生の息子の大地・大河と3人暮らし。

ある夜、自動車にはねられて、海中に転落。目の前に現れた天使から、自分の思い通りの球を投げる能力を授けられる。

この能力を使えば、時速200キロの剛速球でも思いのままだ! 寺谷は子供の頃からファンだったプロ野球チーム、広島シャークに入団を決意。

シャークを日本一にして、自分の愛するものすべてを幸せにするのだ!

エンジェルボール - キャラメルボックス2018サマーツアー|演劇集団キャラメルボックス[CARAMELBOX]

 

 

※ネタバレ、写真もりもり

 

いや〜〜、アチー夏でしたわ。魂燃えた。今のわたしは燃えカスよ。

サマーツアー走り抜きましたね。客席に居ただけなんですけどね。大千秋楽日の謎のやりきった感。清々しい。広島の真っ赤な客席に手を振ってた推しぴくんは今まで観てきた中で一番かっこよくて世界一舞い降りてて好きが溢れて止まらなかったしあの景色を見るために来年もこの場所に帰ってくる〜〜泣いてる場合じゃねー!!って網膜に刻んだ。

なんやかんや忙しくて筆が進まなかったのは、お前のブログいつもだいたいそうやんけって言われたらそうなんすけどエンジェルボールが家族や仲間とのつながりを描く物語だったから書いても書いても私が私のために私と家族の人生を慰める文章しか生まれなさすぎて、は?くそおもんな!敬老の日かや?消すわ!ってなっちゃってうまく伝えられてる自信がなくて。

でもなんやかんやで寺谷和章の登板を何度も見守ってきたからさ。なんかいね〜…たぶんさふじこのことを苦手な人にはキショいとしか受け取られんだろうしほんとうに伝わってほしい人に伝わってほしいと思わんかったら書く意味も無きゃ大切な存在を想った文章に正解不正解も無いわなって。

私の中では私が観て感じたものが正しいのよ。私が主審やもん。たとえファールでもデッドボールでもいっそボークだったとしても誰かの心にストレートが決まればいいやって。思う。後ろ向きにポジティブ!

そんな気持ちを整理したいのでダーッとバーッと書いていきます。

 

ツイッターがぼくに教えてくれたこと、夏。

 

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初日の2時間がめちゃ秒すぎてうそやろ!?ってなった!いっぱい通ったらどっかで飽きるかな?そんときはそんときで推しおるしいっかー!って前向きなネガティブが観る前はあったけどまあ全然そんなことはなくて毎日えーーーもうシンプルに楽しい!!って叫んでる間に2時間が爆速で過ぎていきました。

そもそもあらすじ読んで、そんなMAJOR読んで感動したおじさんが描いたみたいな王道が刺さるか?って私の中のサブカルおじさんが申しておったんですけどなんかあの…あんまり見てこなかったタイプの爽やかさでね…眩しいね……うん……これが…キャラメルボックス……

まず寺谷大河くんという役が最高すぎてびびる。えぇ……???初日とか、初日じゃなくてもその役を演じる推しぴをはじめて板の上に観る瞬間のうわっっっっす、好き〜〜〜〜ってケツが一回浮き上がる何回経験してもほかに宇宙のどこにも見当たらない銀河系で一番尊い気持ちあるじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん、開始5秒ほどでそれ。ある。

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観終わって速攻でラインに合法撮影大河くんを送りつけたら「青空みたい…」と即レス来たのでウワ〜〜〜天才のオタクしか居ねえな……ってなりました。情緒がやばいオタクを構ってくれていつもありがとうね。

キャラメルさんの客演はそこそこがっつり役もらえますよ!亨くんに作風が合いそう!みたいな前評判にウホウホ期待してはいたのですが予想以上に推しぴ、喋る。ストーリーテリングっぷりが。ものごっつい。お、おかあちゃーーん!!!!!

大阪ドンキホーテで大劇場の主演踏んだ経験をちゃんと生かしてたんだよ。東京での外部はじめてで大丈夫かな受け入れてもらえるかなとかそういう杞憂を全部吹き飛ばしてくれた。推しに自信持ってほしいっていつも言ってるのに自分が出来てなかったことを恥じた。えーん。好き……。

キャラメルボックスペーペーのくせにド初日がCSC抽選先行で取れちゃった席で周りのお客さんたちガチ寄りのガチ感あったのでホント胃が痛かったんですけど、亨くんのセリフで笑ったり泣いたり癒されたりしてくれてみ、見つかってる〜〜〜〜!!!僥倖っ……ここで笑ってくれるんだ!っていう大河くんのセリフがいくつもあるのが嬉しくって毎公演天を仰いだ。圧倒的感謝。

サンシャイン劇場全体で寺谷大河くんを抱きしめた瞬間がどんぶり勘定で2億回くらいあったもんな。わかる。(一生主語がでかいオタクやってる)

 

成井さんの脚本は何気ない会話そのものが好きだなっていうのと、例えば夏休みのシーンで盆の上にいる3人は客席から見て目線が上がるから堤防、下にいる3人は目線が下がるから公園っていう見せ方だったり

居間、街頭、スポーツバー、マウンド、色んな場所から寺谷の登板を見守っている人たちがいたりっていういくつかの空間演出がスッと違和感無く入ってくるから演劇的にも面白いなって感じました。

海しかないドドドドド僻地で育った田舎モンなので因島育ちの寺谷大河くんのことを毎日考えてしまうんですけど、原作を読んでたまらなくなった一文が「海に降りる階段も二人にとっては通学路の一部」ってとこ、懐かしさがグァッてフラッシュバックした端的だけどすごく好きな描写で。そうやって陸と海の隔たりがほぼ無いに等しい私の育った町ではスポーツをしてるしてないあまり関係なく男子はほぼみんな海釣りをするいきものだったから釣りで暇を持て余す大河くんめちゃくちゃわかりみが深かった。

 

東京、京都、広島3会場のロビーで学生の団体さんもたくさん見たし興奮気味に「やっぱキャラメルはいいな!でももっと泣けるタイプのキャラメルもあってさ〜」って話してるカップルとかお花を繁々と眺めてるご婦人達とかね、寺谷Tシャツを買おうかどうか真剣に悩んでる微笑ましい家族連れも見ました。

家族っていう普遍性のあるテーマだからこそ幅広い客層で色んな境遇、立場で生きてきた人たちに愛されてるこの作品は私が笑ってても他の人は涙したり逆もまた然りで、自分の思い至らないところに感動・反応があるなって気づいた。どっちが正解とかないもん。見る角度とか見える景色が違うだけ。

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お花ね。わたしにとっては「寺谷の投げたエンジェルボールで一投ずつ色んな人の心が、生き方が変わっていく」ことに強いメッセージ性があるお話だなって感じたので白からだんだん広島シャークの赤に色づいていく淡い色合いにしてもらいました。

野球の世界に奇跡は無いと断言していた毛利監督や広島シャーク全体が奇跡を信じたり、真実を伝える使命を見失いかけた伊勢谷さんがもう一度記者として奮起したり。大地や大河たち、身近な存在から遠くの人たちまで野球を通して勇気と夢を与えてくれる。

白は白球と天使の色でもあるし白を嫌いな人はそんなにいないんじゃないかな、という観た人みんなが好きになってしまう作品そのもののイメージも兼ねた意味を込めてます。自己満なのでいつもはあんまり公にこういうの書かないんですけど来年もあるかもって考えたら残しておきたくなりました。へへ。

東京公演でリピーターさんが多かったのか、トリプルカテコ待ちの拍手が自然発生的に運命線のリズムに合わせた手拍子になって出てきたキャストさんたちもほころんだ笑顔だった回があってなにこれ!あったかすぎるじゃろーー!!!って感動。エンジェルボールカンパニーもお客さんも全員大好きになったし誰一人欠けることなく広島公演成功させたいってあの日に思ったから、大千秋楽で涙がとまらんかったよ。

ああなんかわたし演劇、観るの好きなんだなって改めて気づかせてもらったし、欲を言えば亨くんがこれから出る舞台がこういう場所であってほしいって思った。ストプレで大衆向きな作風で演劇をはじめて観る人も劇団が大好きな人も色んな人が見てくれる団体さんがいちファンのわたしにとっては理想的やな。

劇団内でとーるは可愛い可愛いってお兄ちゃんたちに溺愛されてて客演でも本人が人見知りですって言うわりには全人類が田中くんを息子にしたい産みたいって誰からも愛されるほんとうにまっすぐで真面目な彼だからこそ色んな人に愛されるキャラメルボックスさんと繋がるべくして御縁が繋がったのかなあって。

ペリスコープ(稽古場配信)やキャラメルボックス公式さん、役者さんたちのSNSや劇団ブログとか挙げたらキリがない情報媒体にも公演に対する情熱が伝わってきたので推しくんがこういう環境でお芝居をしていること本当にありがたいなって思っていました。特に亨くんが寺谷家のことを本物の家族だと錯覚したみたいな話がすっごく印象深かったの!!

こういうー!!!役者さんが役と自分の世界線がこんがらがってわけわからなくなっちゃう系エピソード、過去に武器を背負ってる役(荒人神)のときに僕の頭のなかではまだ、リュックに槍が刺さってる〜みたいなのもありましたがほんとに…大好きー!!!!!!!たまらん!!!!

劇団Patchの田中亨くんにとっては大阪で降りることが帰ることなんだけど、エンジェルボールの寺谷大河くんにとっては東京と広島が帰ることなんだよねって気づいちゃったわたしの嗚咽たるや。グエ〜ッ。新種の鳥。
亨くん自身の思いとは一切関係がない個人的な感情なんですけど、どうしてもホームの関西を大切にしていて地元大阪が活動拠点の彼にとっての東京はきっとアウェイであろうことがここで応援したいと思う私にとって寂しいことでもあったので、キャラメルボックスさんが迎え入れてくれる場所を築いてくれたことや劇団ファンの方が「来年も亨くんの大河が観たいしキャラメルのほかの作品にもまた出てほしい」と言ってくれることが何よりも心強かったです。これから彼の応援をしていく中ですごくすごくわたしの支えになるだろうから、本当に感謝をしています。

 

話がそれました。GOOD BYE APRILさんの音楽も大好きでしたー!!ボーカル入りの音楽が流れるの、まあぶっちゃけ気が散るってのもわかるから好き嫌い分かれるだろうけどルーキーズみたいでええやんね!!!(世代です)

MUSIC ISが流れるタイミングがいつも私の中で勝った!!!!!!!!ってガッツポーズしてた。なんかこんな感じの場面。

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ハ??ってなるのわかるけどいらすとや開いて5分くらいで作ったから許してください。伝われ。ひったくり高校生のチャリンコめがけてボール投げてタイヤをパンクさせるっていうスローモーションの動きがシュールなんだけど音楽が優勝してるから総合優勝。優勝優勝うるせえな。

5公演目くらいからね、運命線のイントロに合わせて大河くんが「そもそもの始まりは〜」って言うところであぁ始まった…寂しい…ってのと早野とザビが出てきてシャークvsグリーンズ戦が始まるとこらへんでいつもあぁ終わっちゃう…寂しい…って気持ちが込み上げてきて話とは関係ない涙腺ポイントになってたからほんと辛かった。
広島公演の運命線が完全に涙腺やばくて今ここが本当のラストシーンでも」あんな大人数が同じ歌詞で同じ気持ちになる空間って舞台ならではだし、ライブ会場でも滅多にあるかないかってことかもね。「今ここで醒めない夢を見る」が、劇場では流れないけど大サビで「最後の夢を見る 走れ!」になるのもわかってたからほーーんと…もう……(号泣)GOOD BYE APRILと共に駆け抜けた夏だった〜…

 

 

三浦剛さん。

寺谷は裏表がないくせに素直じゃないところが良くも悪くも子供っぽく、好き嫌いが分かれるのは仕方ないなって思った。けど寺谷の融通の利かなさや粗っぽさが憎めない魅力になってるのは三浦さんの目がとにかく優しくて特にポヤンとした表情や笑顔は愛らしくすらあるからなのかな。

キャラメルボックスの主演ということでベテランで役柄的にもどっしり構えた大黒柱だと思っていたらカンパニーみんなに支えられて真ん中に立ってるような役者さんだったのがすごく意外でした……お芝居の熱量がものすごく強いぶん(わたしが観てきた限りで)細かいミスや噛む回数が多かったり役名間違いを指摘されてたのに本番でも力技で押し切ってたり、最後の一番大事なシーンで勢いあまってバミリ通り越してピンスポ当たらない位置に行っちゃったみたいな暴露をされてたのは面白かったですけど(笑)やっぱりいくら好きな舞台でもお金を払って観に行ってるだけにそういう部分を甘く見たくなくて残念だったなって気持ちは少なからずあります。

でもじゃあ赤点だらけでもこの人以外の寺谷和章像を見ることに価値を感じるか?って言われたらそれもきっとNO。エンジェルボールの寺谷という人の資質や設定にこんなにもリンクした人生を送ってきた人を舞台上で今見れることはもっと上手い俳優さんが演じることよりもずっと価値の高いことなのかもしれないし。

大事な場面で大暴投してても若い力に支えられながら額に汗かき肩が壊れるまで必死で食らいついて輝いてるおじさんを見てたら寺谷と三浦さんの境界線がもはや分からなくなってどうしたって応援せずにはいられんよな!これが運命線ってやつか!って気持ちになりました。意味は自分でもよくわかりません。

成井さんが当パンで「欠点のないスーパーヒーローには凄いねと思うだけで感情移入出来ないが寺谷のような男が輝く瞬間こそが見たい」って書いてたことのまんまです。実年齢TERAYA43になっても背番号42で頑張る父ちゃんの最後の一球、来年までしっかり見守ることが今のわたしの目標です。

 

木村玲衣さん。

一緒に観に行ったお友達が「もさんのお芝居がすっごく好き!!」って言ってて、その子はテーマパークのショーアクター・アクトレスが好きなのであーーなるほど、わかる!!!って勝手に納得してました。どの席から見ても表情がコロコロ変化して常に元気いっぱい動き回ってる残酷な天使ちゃん。

一番よくわからないファンタジーな存在のはずなのに曲がった事が大嫌いでイライラしたりズバズバ言い返したりケラケラからかったりと何気に一番人間くさいのが可愛くておっちゃんにとっては口うるさい娘のような存在だったのかなあってすごく微笑ましかったです。

だからこそ「おっちゃん今どんな気分?」「勝手に納得するな!」って感情豊かでハッキリしているもさんがたぶん続編にかかってくる未来を暗示するセリフの表情はいつもすごく繊細で、あの読めなさだけでもう玲衣さんの上手さがわかる。

あとなんかたまにエンジェルボール大サービスシーンでBGMにノリノリなもさんが超楽しかった(笑)来年もおっちょこちょい三浦さん&しっかりもの玲衣さんコンビで続投してほしい〜〜!!絶対!!

 

関根翔太さん。

公園のキャッチボールシーン、ぶっきらぼうでいつも父ちゃんに甘えることを遠慮してる長男の大地が「おぉっ!」「へへっ」って素直に笑えてる少年らしい表情がすっごく可愛くて父ちゃん大好きなんだなあって思うと同時にわたし自身も小さい頃兄と父と公園でキャッチボールをしてたのを思い出しました。野球がそう得意なわけでもなかった父が休みの日にそうやって連れ出してくれてたのはキャッチボールが口下手な父にとっての一番手っ取り早いコミュニケーション手段だったからなんだなあ〜ってことに気づいたんです。

「わしゃ母ちゃんのとこに行くんは嫌なんよ」って震える声で父ちゃんに言う台詞が好き。家族を想うからこそ気持ちを押し殺してしまってなんでわかってくれないんだって悲しくなるときがあっても大抵の人はそういう照れ臭い感情から目を背けて有耶無耶にやり過ごしてしまうけれど、逃げずに素直な気持ちを伝える強さを大地あんちゃんは持っている。

兄弟プロレスで中盤らへんから足技を使い始めた大河くんを引っぺがしたあといつもペシって頭をはたくんだけど大千秋楽では楽しいだけじゃなくて大河くんが離したくない!みたいな感じで、あんちゃんの小突きもちょっと優しかったのめちゃくちゃグッときた….…離れたくないよね。最後だもんね。
あと父ちゃん3回目の登板のとき固唾を飲んで選手交代を待つあんちゃんが大河くんの肩をガッ!て掴むの大千秋楽で初めて気づいてあれっあんなんいつもあったっけ?!ガッ!て!!掴む音がちゃんと生音で聞こえたのであっオニイチャンだ…ってなりました。

関根さんと対になるお芝居をすることで亨くんがぐんぐん刺激を受けているところや日に日に兄弟で呼吸がぴったりになってくのが目に見えてわかったのであんちゃんがあんちゃんで良かったと思った瞬間は数え切れないくらいありました。

なによりもびっくりしたのは移動の新幹線で8コも歳の離れた関根さんの???膝の上に???乗ろうとした?????くらいあの亨くんが懐いたという俄かには信じがたい事実をぶちかましてくれたことですよね。たったの2ヶ月で人見知り界の難攻不落とされる田中城を陥落した関根翔太さんが何者なのか本気で気になっています。とりあえずかなりの確率で140字ギッチギチに書き込もうとしているツイートからも真面目さがひしひしと伝わってくるので真面目か!とツッコミながら粛々と読んでいます。

KAWAII

 

推し、田中亨くん。

寺谷の大河くゆさぁ……7歳時代ははだしのゲンでしか聞いたことなかった「あんちゃん」呼びで固定なのに17歳のシーンで2回?ほど「アニキ」って呼ぶからあまりにも唐突に雄!!!!!!!!!!って

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そりゃ井之頭五郎にもなる。

割と人生ハードモードなのに明るくて誰のことも責めないし大河くんも大河くんであんちゃんに負けないくらいの我慢強さを持ってるだけで人類総シフト制でギューってしてあげてほしさあるじゃん??(ある)

明るく振る舞ってても本当はいっぱいいっぱい葛藤してて父ちゃんのことも母ちゃんのことも傷つけたくないって気持ちの表れが図工の時間に描いたこけしなんだって気づいたら、簡単にこけしで笑えなくなってしまったよ。三浦さんと佐藤さんの間とかテンポは完璧だからあそこで起きる笑いはきっと正解なんだけど、繰り返し見ていくたびに自分の中での受け止め方が変わってく感じだった。

両親のことだけじゃなく7歳なりに背が小さいっていう悩みから野球に踏み出せなかったけど母ちゃんとばあちゃんからは言葉の力で励まされアドバイスを素直に聞き入れて。父ちゃんには勝つ姿を見せてもらって背中を押されて…ってむちゃくちゃシンプルに親子のあり方として最高ですよね。大河くんもきっとすぐエースになれるよ〜〜大地あんちゃんとバッテリー組もう。

京都公演の広島シャーク感謝祭イベントで「今回たくさん大変な思いをしたので来年までに修行…じゃないですけどたくさん経験を積んで大きくなってまたここに帰ってきたい」という旨のことを話してたのォオゥ…って。大変だったことを日記に書いてた件もそうだけど、亨くんってあんまり苦労話とか自分から発信しないイメージあったから
口に出さなくても当たり前に目に見えない辛酸が彼自身の中にはあって、こちらに伝わるとか伝わらんにかぎらずお芝居やお仕事でひたすら昇華させてくのかなって思ったらそれはもはや大河くんじゃん……ってなった。エ~~~モ〜〜。

わたしすぐ言葉にして共有したくなるタイプだからたぶん難しいけど、大河くんみたいに言葉にしなくても心の中で絶えず我慢して戦ってる人の本当の声を理解できなくても察してあげられる人になりたいよなあ。なろうな。

こういうところはあんまり変わってないありのままの天然素材がめちゃくちゃ好きで〜〜〜〜す!!!!!変わらねえな!!!よい!!!!!!

 

林貴子さん。

これも一緒に見てくれたお友達が言ってたですが「お母ちゃんは舞台ってよりドラマを観てるみたいだった」って、わかる〜〜〜〜。すごく距離感近く感じるお芝居をする方ですよね。

仕事がうまくいかない父ちゃんとまだ小さい息子たちを支えるためにバリバリのキャリアウーマン頑張っちゃって、その頑張りゆえに母としては上手に機能できなくて結局一番守りたかった家族との関係が破綻しちゃって…っていう辛いお母ちゃん。バリキャリで毎日忙しそうだったわたしの母が仕事をしながら家事と家族サービスとを両立してくれたことがどれだけ難しくて大変なことだったかって今やっと分かるから、舞台の上のけして弱音を吐かない優しいお母ちゃんに重ねずにはいられなかった。ブログには何度か書いてるので濁しませんが母親とはすでに死別してるので、演劇という虹の中だけなら貴子さんの演じるお母ちゃんに想いを託しても優しく許されるような気がしてすごく救われました。
母ちゃんが舞台裏でいつも父ちゃんの衣装替えを手伝ってて三浦さんが毎回「チェックお願いしまっす!」てする寺谷夫妻可愛いし、貴子さんが「最後までカズちゃんのお着替えを見守りたいと思いま〜〜す」て言ってたからなんやねん寺谷家全員天使やんけの気持ちが強かった。はい。優勝です。

坂口理恵さん。

ばあちゃんが居るシーンの安定感すげ〜っていうか「和章!!」とかそういうたった一言に感情を乗せるお芝居に重みがあった。

マッサージャーじゃの寺谷家シーンが何度見ても一番辛くて辛くて辛くて。つらい。家族だから言いたいことがうまく伝わらなくて抑えてしまうあんちゃん、本心とはうらはらの言葉が出てきてしまう父ちゃん、家族だから傷つく姿に胸を痛めて怒ってしまうばあちゃん、必死で我慢していた弱さが溢れてしまう大河。つらいけど一番目をそらさずに見なきゃいけないって思わされたのはあの場で誰よりも自分以外全員の気持ちを守ろうとしたばあちゃんの熱演があったからだと思います。ばあちゃんはずっとみんなの本質を信じようとしている人だったよね。誰かのために涙を流せる人はいくつになっても美しいのです。

 

鍛冶本大樹さん。

マジで野球に明るくないので試合運びとか展開についてストレスなく観れるのは演出のうまさと鍛治本さんの試合解説のおかげでした。富澤さんおたふくソースかってくらい濃すぎるキャラだけどあのわかりやすい台詞回しほんとに大事よ!!

毎回飽きさせない富澤さんのつかみネタが通いのオタク的にはとても有難くて、真相報道バンキシャでリアルにイヒィwwwって声出たのに周り誰も笑ってなくて完全に悲報でした。あとピアノ売ってちょーだい、お嫁にもらってちょーだいとtomizawa@oyomekoikoi.co.jpも良い。ギャグのセンスが好き。シャーク感謝祭イベントのMC回しっぷりも天才だったので本質的に賢くて頭の回転が早い人なんですね〜。「ドトールチームうるさいですよ〜ガムシロ入れますよ〜」「えーっとスタバチームじゃなくてなんだっけ…ガムシロ」の天才っぷりが最高。

声のお仕事もされてるそうで確かに良い声なんですが特別に聞き取りやすい滑舌というわけではないのかもしれないなって個人的には感じて。でもそこをご本人が努力でカバーなさってるような、演劇や応援してくださる方への熱い想いがツイートからも伝わる人柄通りのお芝居ですね。京都公演に入ったお知り合いの方が「アナウンサーと早野はわかりやすかったけどかじもんが社長をやってるの途中まで気づかなかった」って仰っててニンマリでした。

 

石森美咲さん。

すべてが二次元〜!!!!ビジュアルから声から動きのキレまでアニメの世界から飛び出してきたヒロイン的存在感で名バイプレイヤー!て感じでした!ザビは来年出番が多くなるんだろうけど瑞季ちゃんと兼ね役出来なくなったら残念だなあ…。

瑞季ちゃんのホウキの柄が真ん中からバッキバキに折れたアクシデント、全く動じずに短くなったホウキで殺陣を続けて成敗してやりましたー!な瑞季ちゃんめちゃくちゃ強かった。空手を習う必要性、皆無。

早野の動きとぴったり合わせて杖を振り回してるザビかわいい。不敵な笑みが似合う。全然どうでもいいけどザビの唇がいつも発色良くて肌の色に映えてたのでどこのリップの何番を使っているのかとても聞きたい。


石原善暢さん。
10日のカテコで石原さんが「世間ではなかなか苦しいことが続きますがここに来ていただければ僕たちが皆さんのことを全力で笑顔にしてみせます」というようなことを仰っていたのが劇中で軽快な笑いと癒しの部分を担っていたおのちゃんらしいお言葉だなって。大千秋楽のカテコで感極まって喋れなくなってしまったのに対してキャストが必要以上の言葉をかけるでなく、板の上の皆さんもお客さんも全員が万感の思いを共有しながらしみじみとした時間が流れたのが寂しくもあたたかかった。たぶんめっちゃ善い人。

続編はスケジュール的にも出れるかわからない…ってブログに書かれてたのショックすぎてヤダヤダヤダ〜〜!!って暴れた。テラさんを影で支えるのは石原さんじゃなきゃ嫌だよ〜。。。来年は安室ちゃん引退しちゃってるからルーズソックス見れないもんな。さみしい。フラナガンまた見れますように。

 

山田ジェームス武さん。

おジェ様のことを観劇中はずっと達原、八嶋として観れてたからカテコで急に山田ジェームス武!!!って美形を認識するからびっくりするよぉ….……あまりにも山田・ジェームス・武といった顔をしておられる(ふざけてないんだ…)

タツさんが寺谷家に持ってくる手土産を公演ごとに「岡山名物きびだんごっぽい置物です」「二軍のファームが岡山にあるんですけど、それとは関係ない美味しいメロンです」のパターンでちょいちょいマイナーチェンジしててジェーさんおもろ。ってなった。

ジェーさん自身はすごくスタイリッシュなのにタツさんはいかにも小中高とわき目もふらず野球に没頭してきてそれ以外の生き方なんぞ知りませんって気概でシャークに入団したんだろうなって背景が浮かんでくる青年だったので、周りの人に対する礼節やスポーツマンシップに熱いタツさんのことすごく好きでした。

 

佐藤めぐみさん。

佐藤さんてたまに映像でお見かけする目鼻立ちが綺麗な女優さんだな〜ってイメージだったのですがなんていうか舞台でもキャラメルの世界観?空気にすごく違和感なく溶け込んでるさっぱりとしたお芝居だったのでゲスト出演が不思議なくらいでした。朝ドラとかで観たい感じ。

広島で純朴にのびのび育ったんだろうな〜って雰囲気の天真爛漫な新任教師のひまわり先生と都会的で洗練されてて、競争社会で勝ち上がってきました!ていう両極端な魅力のある女性を演じ分けててかっこよかった。どちらも寺谷という男の心を揺さぶって影響を与える起爆剤のような存在。

伊勢谷さんがスタバ片手にデスクで新聞を読むシーンとひまわり先生が新聞を掲げてたーいがくーん!!ってトテトテ歩いてくる「じゃろ?」が新聞つながりで対比になってるのかな?みたいなことに何回めかでふと気付いてニヤッとしました。伊勢谷さんは続編のキーマンになるだろうから楽しみだな〜〜〜〜。

 

久松信美さん。

ツイッターでちょくちょく感想を読んでた中で「現役時代は選手として有能だったけど指導者としては…っていう監督っぽさが出ていた」的なのを見つけて言い得て妙だなと思った。人望が厚く情も深いから成績が振るわず世間から万年最下位と呆れられてバッシングを受けてるだろうけどチームからは慕われてる毛利監督。少し前の日本サッカー協会の辞任問題やなんやらで批判が集中したにもかかわらず日本選手団が活躍したらやいのやいのと手のひら返してまた監督を変えるとなったら非難の声が上がってっていうサポーター・選手・世間一般から見たスポーツ監督観のズレを見ているのに近い感覚でした。

世間様から何を言われようが選手たちと肩を並べて同じマウンドに立ち続ける姿とか「テラよ、お前と同じ歳に引退した俺はお前が羨ましい」って言葉や千秋楽に近づくにつれフラナガンにヒートアップして掴みかからんとする勢いが増してったのからも選手として野球をずっと続けたかったって情熱がやっぱり強いんだなと感じました。

 

元木諒さん。

いやもうナイスキャラクター大賞でしょ完全に…(笑)警官が客席に好かれすぎててドッカンドッカン笑いとった挙句なんか退場しただけで拍手喝采の日があったのゲラゲラ笑った!キャラメルサポーターあったけ〜。小栗旬の花沢類見てた世代なので愛してるで!みーずきっで分かってても毎回笑っちゃう。来年も新ネタお願いします。

 

島野知也さん。

イガグリ坊主から4番バッターまで自在に演じ分ける島野さんのステルス力。6役ってとんでもねえな。エンジェルボール自体がテンポ早くどんどん転換してくお話しなだけに物量を考えたら縁の下で力を持ちすぎてて尋常ではない。

よく野球部がストレッチでやってる肩をウニョウニョウニョって回す動き(語彙力の欠如)が地味にツボだったんですけどやっぱり経験者だったんですね!原作を読んだあとに一番最初エース津田沼が悔しそうな顔でボールを託したあと、テラさんの明るい一言で帽子の影に隠れて小さく笑う顔を見るとまた違った見方が出来て好きでした。

 

矢野聖さん。

ハスキーで高めな声がめちゃ特徴的。ここぞって時のガヤ?一言?が耳に残るのですごい武器だよな〜と思いながら「アッ!?テラヤダー!!サインクレヨサイン!!」って捌けてくひったくり高校生の断末魔(?)を聞いてた。全17公演にわたって瑞季ちゃんのマジビンタを受け続けた矢野さんに労いの拍手です。

 

それぞれ個性豊かな魅力があって応援したくなるキャラメルボックスさんと出会えた夏に感謝。

 

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広島公演のチケットが取れた直後はまさかその土地にあれほど甚大な豪雨災害が起こると思わなかったので動揺したし被害がどれほど残っているかわからないのにノコノコ出向くことが正解なのかどうか不安や迷いはあった。

「やります」という公式さんの言葉を信じて、自分が被災して間もない土地に観劇で足を運ぶってなんかすごい経験したなー…って今でも思う。推しくんがそこまで自分を動かすほど大きい存在になってたんだなとも。

初めての広島での率直な感想としては、行く先々のお店の人やホテルの方がわたしの質問に対して「これは出来る、これはオススメ。それは出来ない。それは無理」って濁さずにはっきりと返してくれることがあまりにもリップサービスがなさすぎて最初は萎縮してしまうくらい驚きでした。

でもこちらから話を振らない限り蛇足を入れてくることも詮索もなかったからワカハイおたくらしく大千秋楽だからヘアメしてみっか!って行った美容院で、東京だったら「なんの舞台ですか?どこでやるんですか?あまり浮かないスタイルが良いですかね〜?!」くらいのテンションが返ってくるはずなのに

「はぁー舞台ですかなるほど…それで東京から…」で納得してヘアカタログを広げてくれたのでセットしてもらってる間めちゃくちゃ爆睡出来たし(寝るなよ)めちゃくちゃ起こさないように気遣ってくれてたので居心地がよかった。ご飯屋さんではすごく愛想がいいわけではなくてもどのお店でもお水をこまめに入れにきてくれたのが印象に残ってます。

県民性?とか一括りにして語るのそこまで好きではないんですがわたしが受けた中での広島の方々が芯が強くて、一見わかりにくいけど相手のことを気遣ってくれてる面が見えたのでここが舞台になったエンジェルボールと登場人物たちをなんとなく肌で感じられた気がしたのがすごく良かったです。あと自然が多くてね〜〜呉とか沿岸部の方もほんとはすっごく行きたかったんです。今年行けなかった土地へも来年こそは。

 

最後なんか普通に旅日記みたいになってしまいました。おわりです。

 

 

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